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おやすみなさいの扉
子どもと過ごす仕事を経てママとなった今、4歳違いの兄妹との何気ない毎日、親子で出会った絵本の紹介をします。   おやすみなさいの扉をノックしてステキな夢の世界へ出かけましょう。
どろぼうだっそうだいさくせん


どろぼうだっそうだいさくせん
穂高 順也 作  西村 敏雄 絵
偕成社


どろぼうのお話といえば『すてきな三にんぐみ』がおなじみだったけれども、こんな愉快な三人組もいました。
なんだか楽しいお話…なんて思っていたけれども、やっぱりいけないことをしたからにはそれなりの結末が…なんていうオチもあって、とんきちもおもしろ~い!けどいやだ!な気分(笑)。

冷たい鉄格子の牢屋に入れられた3人のどろぼうイチドジル・ニスベル・サンマヌケルは、いつも仕事をさせられてばかりで、自由のない牢屋の暮らしにうんざり。
『ちからをあわせてここからにげだそう!』と脱走大作戦を計画しました。
見張り番をだまして抜け出す方法を相談した3人。そして、イチドジルが思いついたのはシマウマに変身して見張り番をビックリさせるという作戦。ビックリした見張り番は牢屋の鍵を開けるに違いないというイチドジルだったけれども、サンマヌケルは『しっぱいするさ』と大笑いするばかり。
けれども、イチドジルとニスベルは顔にペンキで色を塗って、ニスベルがイチドジルの腰に捕まってシマウマのふり。♪ヒヒーン ヒヒーン ウマヒヒーン…♪なんて行進しました。
するととんできた見張り番はイチドジルの狙い通り、『ここはおまえさんのくるところじゃないよ』なんて優しく声をかけ、ふたりを外へ逃がしてしまいました。
ビックリしたのがサンマヌケル。『いっしょにシマウマになればよかったなあ』なんて思ったけれども、ひとりではもうシマウマのふりもすることができず、ひとり脱走の方法を考えることにしました。
そして思いついたのが…。
運良く作戦通りに脱走することができたイチドジル・ニスベルに続いて、サンマヌケルも計画を成功させることができるのでしょうか。そして、逃げ出したどろぼうたちのその後は…?

『いやいや、そんなわけないでしょう~』といいたくなるのが大人。けれども、とんきちはそれはそれは楽しそうに、『へ~』なんて妙に納得していたものだからこちらまでププッと(笑)。
悪いことをして捕まった3人組だけれども、こんなばかばかしい方法で脱走を企てるなんてかわいいものだな~と楽しめるのはお話の世界だから…。でも、お話の世界だからそれでいいのだ~(笑)なんていっていては困りもの。
そう思っていたところに訪れたオチに『やっぱりね~』と親子でウンウン頷いちゃいました。あり得ない話だけれども、あり得ない方法で手に入れた自由はやっぱり消えちゃうもの。
いけないことをしたときにはしっかり反省をしないと望みはかなえられない…そんなことを楽しくおかしく感じたとんきちだったみたい。
このお話の結末、『そうくるか~』という面白さがあるので年長さんくらいの男の子は楽しめる…かな(笑)。



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