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おやすみなさいの扉
子どもと過ごす仕事を経てママとなった今、4歳違いの兄妹との何気ない毎日、親子で出会った絵本の紹介をします。   おやすみなさいの扉をノックしてステキな夢の世界へ出かけましょう。
シナの五にんきょうだい


シナの五にんきょうだい
クレール・H・ビショップ ぶん  クルト・ヴィーゼ え  かわもと さぶろう やく
瑞雲舎


幼稚園では子どもたちに人気があったこのお話。
ちょっと長めなので、とんきちは初…だったのですが、この表紙をみて『おもしろそう~』なる期待は湧かなかったみたい(笑)。
さあ、実際にお話を楽しんでみて、とんきちの思いは変わるかな~?

昔、シナに、そっくりな顔をしている五人の兄弟がいました。
この五人、一番上の兄さんは海の水を飲み干すことができ、二番目の兄さんは鉄のように固い首を持ち、三番目の兄さんはどこまでもどこまでも足を伸ばすことができ、四番目の兄さんは火をつけられても燃えない体で、五番目の末っ子はいつまでも息を止めておくことができました。
そんなシナの五人兄弟の一番上の兄さんは、毎朝海にお魚を捕りに出かけます。
どんな天気の日にもきれいな魚が捕れるので、市場で売るととても高く売れました。
ある日、市場から帰ろうとしている兄さんを呼び止めた小さな男の子がいました。その男の子は、一緒にお魚捕りに連れていってほしいと頼みますが、兄さんは『だめだよ』と…。
それでも、何度も頼むので、『ぜったいにぼくのいうとおりにすること』という約束をして連れていくことにしました。
そして次の日の朝早く、一番上の兄さんと男の子は海辺にいきました。もう一度約束をしてから、海の水を飲み干した兄さん。
水のなくなった海にはたくさんのお魚、沈んでいた宝物がみんなでてきました。
大喜びで走り回る男の子、拾ったものをポケットの中に詰め込んでどんどん遠くへいってしまいました。
苦しくなってきた兄さんは両手を振って、合図をして男の子を呼びましたが、いうことを聞かずにあっかんべいをして遠くへ遠くへと逃げていってしまいました。そして、とうとう…。

『えっ?!』と、男の子が帰ってこないのに兄さんの口から水が…という場面ではちょっと息をのんだとんきち。
でも、そのあとに続く5人兄弟の鮮やかなすり替え劇に、海に飲まれてしまった男の子のことなんてすっかり忘れて、お話を楽しんでいました。
そう、この男の子、兄さんと約束をしたのにあっかんべいをして知らん顔。そしてそのまま帰ることができず…なのですが、そんな悲しい男の子の運命はどこへやら、他のひとにはない特徴を持った兄弟が協力していく様子だけを描いたお話に笑いがでてしまいます。
男の子を死なせてしまったということで裁判にかけられたのですが、あの手この手で刑を乗り越えるこの5人兄弟に裁判長のいったひと言がなんとも…。
もちろん、実際にこうあったのでは困ってしまうんですけれどもね~(苦笑)。
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