おやすみなさいの扉
子どもと過ごす仕事を経てママとなった今、4歳違いの兄妹との何気ない毎日、親子で出会った絵本の紹介をします。   おやすみなさいの扉をノックしてステキな夢の世界へ出かけましょう。
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かぼちゃスープ


かぼちゃスープ 
ヘレン・クーパー 作  せな あいこ 訳
アスラン書房


夏休みに入って我が家でも毎日毎日繰り返されるやり取り、そう、とんきちとのんたんのもめ事(苦笑)。
とっても仲がよくって私なんてそっちのけで遊んでいるかと思えば、大きな泣き声とともに駆け寄るのんたん…。ま、これがなくっちゃ兄妹の面白さがないんだけれどもね(笑)。

森の中の古ぼけた白い家に住むねことりすと小さいあひる。庭いっぱいになるかぼちゃで作る世界一おいしいかぼちゃスープが仲良しの秘密。
ねこが切り分けて、りすがかき混ぜて、あひるが塩で味つけるのがお決まり。役目がちゃんと決まっているからけんかなんかは起こらない、みんなが幸せ。
ところがある朝、『ぼくがコック長』なんてあひるがスプーンを握りしめたからさあ大変。大きなスプーンを使ってスープをかき混ぜたいというあひるにりすは大反対。おまけにねこまで大反対。いつもの仲良しはどこへやら、大声でわめいたり叫んだりひと騒動。
そしてとうとうあひるが『なんにもできない。そんならでてく!』と荷物をまとめて出て行った。りすもねこもかんかんで『かってにしなよ』なんて知らん顔。『どうせそこらへんに』なんてカラ元気のねこだけれども、朝ごはんにも昼ごはんにも戻らないあひるは庭中どこにも見当たらない。そしてとうとう夕方…。
スープの時間になったのに戻らないあひる、どこへ行ってしまったのか。あひる抜きで作ったスープはちっともおいしくないし、あひるがいなければ食べる気にもならない。
とうとうふたりは暗い森の奥へあひるを探しにいった。大切な仲間あひるをみつけることができるかな。そして、また3人でおいしいスープを食べられるのかな。

自分にはこの役目…と納得しているようだけれども、本当はもっと違うことがやってみたい!と狙っていたあひる、まさにのんたん(笑)。あひると違うところは、日常的に隙を狙ってチャレンジしようとしてとんきちに阻まれているところなんだけれども…(苦笑)。
『ぼくの~』『かして~』『だめ~』『いや~』なんて、終わりの見えない言い合い、聞いているだけで疲れちゃうような気がするけれども、できるだけ放っておきたいと思う私。ついつい兄心で強く出ちゃうとんきちだけれども、泣いて泣いてどうしようもなくなったのんたんを見て自分でどうにかしようとフォローしている姿はなんだか笑いが出ちゃいます。もちろん、反対に遊びたい一心でとんきちにすがっているのにつれなくされてこの上なく打ちひしがれているのんたんを見るのも…(なんという親心、ちょっと荒んでいるかも、私…苦笑)。
いなくなって初めて気づくそばにいるありがたさ、幸せ。分かっちゃいるけれども、同じことを繰り返すんですよね。そう、それが子ども(笑)。
ケガさえしなければあとはどうとなれ…なんて思っているから、のんたんがこの上もなく強くたくましく育つのでしょうか…?
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