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おやすみなさいの扉
子どもと過ごす仕事を経てママとなった今、4歳違いの兄妹との何気ない毎日、親子で出会った絵本の紹介をします。   おやすみなさいの扉をノックしてステキな夢の世界へ出かけましょう。
どんくまさんはえきちょう・・・


どんくまさんはえきちょう
柿本 幸造 絵  蔵冨 千鶴子 文
至光社


図書館でたまたま目が合った絵本。たくさん並ぶ背表紙の中で、どちらかというとシンプルなタイトルの書き方。
とんきちが電車好きではなかったら手にとって、中を開いてみるなんて事はしなかっただろうな~と。でも、初めて出会う『どんくまさん』に親子でしっかりはまってしまいました。
大きな体に優しい心を持ったどんくまさんのお話、シリーズ第17弾。

山の奥のまた奥のどんどん谷に住んでいるどんくまさんは、寒い冬なのに冬ごもりを忘れている。寒がりなどんくまさんが元気いっぱい張り切っている理由は、どんくまさんには大事な役目があるから…。
どんどん谷にはできたてほやほやの駅があります。この駅にやってくるのは、汽車。どんくまさんが夢にまで見た汽車がこのどんどん谷にもやってくるのです。
どんくまさんのお役目は…。そうです、どんくまさんは駅長になったのです。真新しい帽子・服・笛・懐中時計はみんなどんくまさんの物。嬉しくって、敬礼の練習ばかりしています。それもこれで36回!
『ぴりりり りりりり 発車』と笛をくわえて練習するどんくまさん。汽車がやってくるのは、明日の午前10時。開通式に向けて、子どもたちは飾り付けのお手伝いに大張り切りです。
すっかり用意ができた駅。明日が楽しみなどんくまさんは、いい気持ちになって歌なんて歌っています。
ところが、夜遅くに降り出した雪が吹雪になり、心配になったどんくまさんは、寝ずにカンテラを下げて何度も見回りをしました。
どんくまさんと子どもたちが楽しみにしている汽車は、どんどん谷に無事やってくるのでしょうか。どんくま駅長は初仕事を気持ちよくこなせるのかな?

大きな体のどんくまさん、とっても優しそうで一目見て気に入ってしまいました。
大好きな汽車がやってくるだけでも嬉しいのに、駅長になって迎えることが出来るなんて! 鏡の前に立ち、駅長スタイルに変身して、何度も敬礼の練習をしたくなる気持ち、『もう待ちきれない!』という感じ、おかしくて笑ってしまいました。でも、大人も子どももこんな気持ちは一緒ですよね。
とんきちは、『どんくまさんがいつかみたきかんしゃ』のイラストに釘付け。とっても大きくて、力強くて…。なかなか実物の汽車に乗ることが出来ないので、とんきちもどんくまさんのように汽車への憧れを深めていくんだろうな~。






まほうのえのぐ
林 明子 さく
福音館書店


大好きな林明子さんのお話。
お絵かき好きなとんきちですが、その中でも絵の具を使ってするお絵かきが一番好き。ただ、クレパスや色鉛筆に比べて少し用意が必要になるので、なかなかさせてもらえないんです(ごめんね~)。
そんなとんきちが大喜びして手にとったお話。色と色を混ぜると新しい色が生まれる、本当に絵の具って魔法みたいですよね。

よしみのお兄ちゃんは絵の具箱とスケッチブックを持っています。
『わたしもかきたい』とお願いしてもなかなか貸してくれないお兄ちゃんですが、何度も何度もお願いし、とうとう絵の具箱をつかんで離さなくなったよしみに『しょうがないなあ』と貸してくれることにしました。
お兄ちゃんが大切にしている『まほうのえのぐ』を初めて使うよしみ。パレットに青・黄・赤と絵の具を出し、『ぺた ぺた ぺた…』と画用紙に色を塗りました。色はだんだん混ざり合って、なんだかおかしな色になってしまいました。その絵を見たお兄ちゃんは『どろんこのえ』なんて…。
『まだできあがりじゃないもん!』とよしみは、お兄ちゃんの真似をしてパレットと水入れを洗いに行き、戻ってくると、足元から『しゅる しゅる しゅる』とへびが出てきました。口にはお兄ちゃんの赤い絵の具をくわえています。
『だめ』とへびを追いかけるよしみは、森の中をあちこち探しまわります。そして、見えてきたのは…。

人がやっているものを見て、「やってみたいな~」と思いが芽生えるのはどの子どもも同じこと。「だめ」なんていわれると余計にやりたくなっちゃいますよね。
とんきちもよしみと一緒で、私やパパきちがやっていることは自分も同じようにしなくては気がすまない!ということばかり。よしみのお兄ちゃんのように貸してあげられるときもあれば、やっぱりダメな時もある。そんな思いをしているとんきちは、よしみが絵の具を手にすることが出来たとき、まるで自分のことのように大喜び。ギュッと絞り出した絵の具をグリグリと混ぜて…、考えただけでも嬉しくて嬉しくてたまらない!といった表情。
そして、なによりも大喜びだったのが、森の動物・虫たちと一緒に描いた絵がとっても素敵だったこと。「すご~い!!」と本当に大喜びで、お話した私までもが嬉しくなっちゃいました。
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