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おやすみなさいの扉
子どもと過ごす仕事を経てママとなった今、4歳違いの兄妹との何気ない毎日、親子で出会った絵本の紹介をします。   おやすみなさいの扉をノックしてステキな夢の世界へ出かけましょう。
きりかぶ・・・
きりかぶ  なかや みわ さく 偕成社
きりかぶ
きりかぶのともだち
きりかぶのたんじょうび

『きりかぶ』
きれいな花を咲かせ、青々とした葉っぱをつけていた一本の木、みんなを喜ばせ、みんなの役に立ってきたのですが、年をとってしまい、切られて切り株になってしまいました。
『やくたたずになってしまったなあ・・・』としょんぼりする切り株でしたが、通りかかったうさぎの兄弟が『あたまをかしてくれませんか?』と言ったことから、思いもしていなかった楽しい毎日が始まります。
ある日はこま遊びの舞台に、またある日はお茶会のテーブルに・・・。たくさんのお友だちに囲まれて過ごす切り株のところにやってきたねずみのおばあさんが、『ただのおいぼれたきりかぶですよ』と言う切り株に『ちからになってください』と言いました。『あなたにしかできないことなのです』というおばあさんの話を聞いた切り株は、私にしかできないことってなんだろう・・・と考えます。
おばあさんのお願いってどんなことなんでしょう。そして、切り株にしかできないことって・・・。

『きりかぶのともだち』
一本の木だったころのことを思い出してがっかりする切り株。木だったころはもっと眺めがよかったのに・・・と、今は草っぱらしか見えない自分のことを悔やんでいるのです。
そんな切り株の近くに、ある日、ひょっこりとたんぽぽが咲いたのです。嬉しくて、『はじめまして!』と声をかける切り株に、たんぽぽはとっても意地悪。
切り株の近くではなく、きれいな原っぱで花を咲かせたかったと言うたんぽぽのことばを聞いて、切り株も嬉しい気分が飛んでいってしまいました。動くことができない二人、毎日毎日けんかばかり、『はやくかれてしまえばいいのに!』とまで思ってしまった切り株。
すると、ある日、たんぽぽは花を閉じて、ぐったりとしてしまったのです。『いいきみだ』なんて思っていた切り株でしたが、だんだんと心配になってきました。たんぽぽの花びらはどんどん枯れて、干からびてしまいました。
意地悪で嫌いだったたんぽぽはこのままかれてしまうのでしょうか。そして、また切り株は独りぼっちになってしまうのでしょうか。

『きりかぶのたんじょうび』
今日は切り株の誕生日。だけど、誰も知らないことなので、一人で自分の誕生日を祝うことにした切り株でしたが、自分がいくつになったのかが分かりません。
そこで、通りかかったアリに頭の上の輪っかの数を数えてもらうことにしました。『いいよ』と言って、数え始めたアリですが、十までしか数えられなかったので小石で目印を置いて、ねずみを呼んできました。続きを数えたねずみでしたが、ねずみは二十までしか数えられません。そこで、またまた小石を置いて、今度はりすを呼んできました。
こうして、次々に交代して切り株の頭の上の輪っかを数えていきます。どんどん増えていく数字にみんな興味津々。じっと見つける中、最後まで数えられたのはくま。
でも、数え終わったところで一体なんの数なのか、切り株に尋ねます。そこでようやく、切り株の誕生日を知ったみんな。切り株の誕生日の一日は、どんな日になるのかな?

とっても優しい、かわいらしいお話をのんびりとした気分で楽しんでいたとんきち。切り株がたくさんの動物たちによって、いろいろな方法で親しまれている様子を見てビックリしたり、とんきちも大好きなたんぽぽが綿毛になっていく様子や年輪というものを初めて知って、満喫していました。
お話の濃い絵本ばかりでなく、こういったのんびりと楽しめるものもこれから選んでいきたいな~と、楽しむとんきちの横顔を見て実感した私。
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