おまたせクッキー
パット=ハッチンス さく 乾 侑美子 やく
偕成社
お母さんが焼いてくれたクッキー。
ビクトリアとサムは『おばあちゃんがやいたクッキーみたい』と大喜び。半分に分け、六つずつにしました。
すると、『ピンポーン』と玄関のベルが・・・。
やってきたのはお隣のトムとハナ。『ちょうどよかったわ』とお母さんがおやつに誘いました。そうしてクッキーは三つずつになりました。
そしてまた、『ピンポーン』と。
次々やってくるお友だち、みんなでおやつを食べるのは楽しいけれども、だんだんと少なくなってきました。
そしてとうとう・・・。
おばあちゃんの焼いたクッキーと同じくらいおいしそうでいいにおいのクッキー。お母さんが焼いてくれたクッキーをみんなで仲良く食べることができるのでしょうか。
そして、『とくべつ』なおばあちゃんのクッキーってどんなクッキーなのでしょう。
ヒギンスさんととけい
パット・ハッチンス さく たなか のぶひこ やく
ほるぷ出版
ある日、ヒギンスさんは屋根裏部屋で立派な時計を見つけました。
でもこの時計、ちゃんとあっているかどうかが分かりません。そこで、もう一つ時計を買ってきて、寝室に置くことにしました。
ちょうど3時になったところで屋根裏部屋の時計が正しいか見ることにしたヒギンスさん。急いで屋根裏部屋に上がり、時計を見ると3時1分をさしていました。
寝室の時計は3時、屋根裏部屋の時計は3時1分。どちらの時計が正しいのか分からず困ってしまったヒギンスさんは、また時計をもう一つ買ってきました。
そうして、3つの時計を比べてみたのですが・・・。
時間を確かめるために時計を買ってくるのですが、どうもどれも正しい時間をさしてはくれないみたい。
困ったヒギンスさんがしたことは・・・?
私たち親子のお気に入り、パット=ハッチンスのお話です。
数字に興味を持ち出した年齢にピッタリのお話で、とんきちもすっかりはまり込んでしまいました。
お話的には特にこれといったストーリーはないのですが、『え~、どうなるんだろう?!』というドキドキ感が味わえて楽しいみたい。
『おまたせクッキー』はお菓子を独り占めしちゃうちょっと食いしん坊な子どもと一緒に楽しむと、『どうする~、分けっこする~?』『いや! 全部食べちゃう!!』なんてお話になるかな。
『ヒギンスさんのとけい』は部屋を移動する間に時間が進むということはかなり高度なお話。絵本を読むだけではなかなか理解できないことだと思うので、親子で時計片手に歩き回ると少しは『あっ、そうか~』な気分が味わえるのでは・・・。
かなり久しぶりの絵本の更新がやっとできました。
おやすみ前やお昼間の絵本タイムはずっと続いていたのですが、絵本を紹介するとなると、PCの前に座る時間がグッと長くなり、必然的にとんきち・のんたんのお相手をする時間を削ることになってしまいます。
本当は、とんきちの成長日記代わりにきちんと続けていたかったのですが、今は仕方がない・・・ということでお休みしていました。
今までのようにこまめに、詳しい様子などは紹介できないとは思いますが、親子で楽しんだ絵本を少しでも多くの方と一緒に楽しめたら・・・と思うので、のんびり・気楽に続けていきますね。
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