もちづきくん
中川 ひろたか 作 長野 ヒデ子 絵
ひさかたチャイルド
イベント目白押しの12月1月。なんでも体験させてあげたいのですが、こればかりは自宅でするのは難しくってなかなか・・・というものがお餅つき。
そんなお餅つきの様子を楽しく描いたお話。
もちづきくんはおもちつきやさん。
今年もお正月が近づき、猫の手も借りたいほどの大忙し。そこで、今年はお供に猫を従えてお餅つきの出前に町に出かけました。
『おもちつきのでまえサービスもちづきです。おもちつきますよー。』
威勢のいい声で町にやってきたもちづきくんをみんなは待っていました。
さあ、いよいよもちづきくんの腕の見せ所です。
もち米をふかすところから始まる餅つき出前サービス。お供の猫も大忙しでお手伝い。『ぺったん ぺったん』『こねこねこ』と息の合った餅つきを披露する2人。初めてとは思えないほど・・・。
協力してついたお餅、おいしくできたのかな。
私は子どもの頃毎年お餅つきをしていました。そう、もちづきくんのようにせいろでもち米をふかすところからです。一人前に杵を持ち、できたてのお餅をみんなで丸めて・・・パクリ!
残念なことにとんきちは体験したことがなく、テレビなどで見聞きして知っているだけ。でも、このお話はそんなとんきちでもお餅つきをした気持ちになれる、とっても楽しいお話。終わるとすぐに『すご~い!』なんて声が上がっていましたもの。
楽しいお餅つきの後はみんなで丸める作業。なんでもみんなで一緒にするのが楽しいんだという雰囲気が伝わってきます。
私的にはさすが餅つき屋さん!という感じの立派な身体をしたもちづきくんがはっぴを脱いだところがスキです(笑)!
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