FC2ブログ
おやすみなさいの扉
子どもと過ごす仕事を経てママとなった今、4歳違いの兄妹との何気ない毎日、親子で出会った絵本の紹介をします。   おやすみなさいの扉をノックしてステキな夢の世界へ出かけましょう。
ねえ どっち?


ねえ どっち?
二宮 由紀子 作  あべ 弘士 絵
PHP研究所


先日とんきちに大ウケだった『くまくん』のコンビが描く動物が主人公のお話。
このお話もくまくん同様、動物のイラストがとっても素敵。忠実に動物の姿を描いているんだけれども、どこかユーモラスで愛嬌ある表情がかわいらしい。

朝ごはんを食べているしまうまのしまこさんのところへやってきた人間の子が『きみって しろい しまもようの ある くろい うま? くろい しまもようの ある しろい うま?』と尋ねました。
今までそんなことを考えたことのなかったしまこさんは『いままでは・・・』と白と黒のしま模様のある馬だと思っていたと答えます。でも本当のことはハッキリ分からないしまこさん『どっちかしらね?』と。
そこで人間の子がどっかへ行ってしまったあともしばらく考えてみることにしました。するとちょうどそこへやってきたのがきりん。
そしてきりんに今人間の子に尋ねられたことと同じことを尋ねてみました。驚いたきりんの答えは『あら どっちでしょ?』
そして、きりんも『あたくしって ちゃいろの まだらもようの ある きいろい きりん? きいろの あみめもようの ある ちゃいろい きりん?』としまこさんに尋ねました。
こうして自分の本当の模様は何なのかが分からないしまこさんときりんは、朝ごはんを食べにやってきたほかの動物たちにも尋ねてみることにしました。
さあ、本当の自分の姿を見つけることができるのでしょうか。

誰にでも思い込みというのはあるけれども、このお話のように、もしかしたらしまうまは黒地に白のしま模様なのかもしれない・・・なんて考え込んでしまうと出口の見えないトンネルを突き進むみたいで大変! だって、2色以上の動物たちってとってもたくさんいて、白地に黒のブチ模様だと思っているパンダも実はその逆?なんてこともあるのかも・・・。
と、このおはなしのワナにうまくひっかかってしまったとんきちと私です(笑)。
ことば遊びの要素があり、簡単なお話だけれども、理解するのはなかなか難しいお話。たくさんの動物たちの姿を見たあとで『どうだったかな~』と親子でお話しすると楽しいかもしれませんね。もちろん、このお話を十分に楽しんだあとに『どっちか見に行こう!』なんて答え探しに出かけるのも楽しい!
そして、このお話の面白いところは、自分の模様って一体・・・なんてことを考えているのんきな動物たちのもとへ現れた一頭のライオンが、自然の中で生きていくことの一番大切なことを思い出させてくれること。お話の世界ではのんびりいられる動物たち、実際は食うか食われるかの壮絶な毎日を過ごしているんですよね。自然ってスゴイ!と妙なところで納得してしまいました(笑)。
スポンサーサイト








管理者にだけ表示を許可する





TRACK BACK
TB*URL





Copyright © おやすみなさいの扉. all rights reserved.