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おやすみなさいの扉
子どもと過ごす仕事を経てママとなった今、4歳違いの兄妹との何気ない毎日、親子で出会った絵本の紹介をします。   おやすみなさいの扉をノックしてステキな夢の世界へ出かけましょう。
としょかんライオン


としょかんライオン
ミシェル・ヌードセン さく  ケビン・ホークス え  福本 友美子 やく
岩崎書店


最近話題のお話。書店でもお薦めの絵本として並べられていることも多いので気になっていたのですが、とんきちには少し早いかな?と思いつつ・・・。

1頭のライオンが図書館に入ってきました。
何食わぬ顔でずんずんと歩いていく姿を見て、図書館員のマクビーさんは大慌てで図書館長の部屋へ行きました。
ライオンがやってきたという話を聞いたメリウェザー館長ですが、走ってやってきたマクビーさんに『はしってはいけません』というだけで、ライオンのことは何もいいません。それどころか、『そのままにしておきなさい』というのです。
このメリウェザーさんはとても決まりについてうるさい人。マクビ-さんが、ライオンがやってきたといっても、まず始めに『そのライオンは としょかんのきまりをまもらないんですか?』と尋ねるほど。
そんな中、当のライオンは慌てるマクビーさんをよそに、図書館の中をゆっくり歩いて回り、目録カードのにおいをかいだり、新しい本棚にたてがみをこすり付けたりしていました。そして、たどり着いたところは絵本の部屋。大きなクッションに顔をうずめて気持ち良さそうに寝てしまいました。
絵本の部屋でくつろぐライオンですが、お話の時間が始まると体を起こして子どもたちと一緒にじっとお話を聞き始めたのです。ふたつめも、その次もじっと・・・。そして、お話の時間が終わり、子どもたちが出て行くと、ライオンは子どもたちの顔・お話のお姉さんの顔・閉じた本を見つめて、『うおおおおおおおおお!』と大きな大きな声で吠えました。
その声を聞きつけてつかつかと歩いてきたのがメリウェザーさん。ライオンに『しずかにできないのなら、としょかんからでていっていただきます』と言い渡したのです。悲しそうに唸るライオンを見て、小さな女の子がメリウェザーさんに尋ねます。
『しずかにするってやくそくすれば、あしたもきていいんでしょ?』
そうして、メリウェザーさんの許可を得たライオンは毎日図書館にやってくることになりました。毎日、お話の時間よりも早めにやってきては、図書館の仕事のお手伝いをするライオン。メリウェザーさんも図書館に来る人もライオンが来ることを楽しみにするようになりました。
そんなある日、大変なことが・・・。図書館が大好きなライオンはずっとずっと図書館に来ることができるのでしょうか。

『ライオン=百獣の王』、強く・気高いイメージがありますが、このライオンはとっても優しく大きな身体でみんなを包み込んでくれます。
図書館が大好きなとんきちは、図書館にライオンがやってきた・・・というだけで少し引き気味(笑)。でも、お話の時間を静かに楽しみ、子どもたちの心をぎゅっとつかんだ姿を見て、警戒網をといたみたい。
どうしても見た目で物事を決めてしまうことが多いですが、このメリウェザーさんのように相手に関わらず、一定の基準で判断する公平な目を持つことって大切だなと実感。とってもとっても難しいことですが、真の姿は見た目では分からないですものね。
本当に図書館に私たちとは異な存在のモノがやってきたら困りますが、好きなものに触れ合う自由は誰にも邪魔はできないんだな・・・と。
このお話でライオンの強さの秘密はこの優しさなんだ・・・という気持ちになったかな? でも、やっぱりライオンとは触れ合えないけれども・・・(笑)。

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